エスナック教育里親グループ
エスナック教育里親グループの創立者である藤田文子は、令和6年5月12日、老衰のため88歳にて帰天いたしました。
一年半前より施設での生活を送っておりましたが、その間、多くの皆さまにお祈りをいただき、また心温まるお手紙を多数頂戴いたしました。皆さまからの励ましに支えられ、思い出の写真やメッセージに囲まれて、最期まで穏やかな日々を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。
なお、故人の遺志により、信州大学へ献体を行いました。そのため、葬儀ミサは翌日5月13日に、関係者のみで執り行いました。事後のご報告となりましたこと、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
藤田文子が生涯をかけて築いてきた「エスナック教育里親グループ」の理念と活動は、今も多くの子どもたちの未来を照らし続けています。私たちはその遺志をしっかりと受け継ぎ、これからも貧しい子どもたちの教育支援と心のつながりを大切にしながら、これからも活動の輪を広げてまいります。
引き続き、皆さまのあたたかいご支援とお祈りを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
<略歴>1936年 岡山県生まれ1959年 援助修道会入会1968年 終生誓願 青少年の信仰教育を始め全国で研修や黙想の指導を行う1979年 国際協力NGO「エスナック教育里親グループ」を設立 バングラデシュ、インド、エチオピア、ケニアなどの国々を訪問し、 多くの里子を受け入れ、教育支援を行った。現在、その数は1万人を超えている。1984年 援助修道会を退会し、「マラナタ宣教契約共同体」を創設 祈りの場「アシュラム」を長野県富士見につくる2024年 帰天