エスナック教育里親グループ
この秋、エスナックは小・中学校および大学で講演や交流の機会をいただきました。生徒の皆さんや学生の皆さんにエスナックの活動についてお伝えし、遠く離れた国の子どもたちの生活について考える貴重な時間となりました。
ドルトン東京学園での講演2025年9月30日、中学1年生を対象とした基礎ラボ「しあわせ教室」にて、講演を行いました。ドルトン東京学園では、生徒が“しあわせとは何か”“よりよい社会をどう築くか”を考える探究学習が毎年行われています。今回、当団体の活動が「人と人が支え合うことで生まれるウェルビーイングの実践例」として取り上げられ、講演の機会をいただきました。講演では、里子たちの生活が決して豊かではないものの、笑顔いっぱいに生き生きと暮らしている様子を伝えました。遠い国の子どもたちと自分たちが、実は身近なもので繋がっていることを考えるきっかけにもなりました。講演後には、各クラスで少人数のグループに分かれ、「しあわせ」について考える時間が持たれました。さらに、生徒の皆さんは遠い国の子どもたちへ向けて、心を込めたクリスマスカードも作成してくれました。
晃華学園小学校(里親の会)での講演2025年10月28日、小学6年生を対象とした講演を行いました。晃華学園小学校では、20年以上前から「里親の会」の皆様が里子たちを支援してくださっています。今回は、現在支援していただいている15人の里子たちの様子を紹介しました。手紙やビデオ、写真を通して水も電気も通っていない場所での生活の様子や、小さな子どもでも毎日水を汲みに行く姿を伝えました。児童の皆さんは真剣に耳を傾け、講演の後には多くの質問を投げかけてくれました。そして心を込めて15人の里子たちへクリスマスカードを作成してくれました。その温かい思いは、遠く離れた子どもたちにとって大きな励ましとなることでしょう。
高崎商科大学 短期大学部での講演2025年10月7日、英語の授業を受講している学生を対象に講演を行いました。ここでは、毎年、里子たちの手紙を翻訳してくださっています。
今年は、受講する学生の皆さんに、手紙を書いた里子たちがどのような国で、どのような生活をしているかをお伝えしました。また、背景にある里子たちの生活を踏まえて翻訳する際に気をつけて欲しい点についてもお話ししました。講演後には、学生の皆さんがインドやエチオピアの里子たちから届いた手紙を翻訳してくださいました。心のこもった、わかりやすい翻訳は、受け取った里親の皆さまにとって大きな喜びとなることでしょう。
今回の講演を通じて、生徒や学生の皆さんが遠い国で暮らす子どもたちの現実に触れ、理解を深める機会となり、そして、クリスマスカードや手紙を通して、その存在をより身近に感じていただければ幸いです。ご協力いただいた学校・大学の皆さまに心より感謝申し上げます。
2025.12.13